フュアーハンドランタンはドイツのランタンで、ハリケーンランタンとも呼ばれている灯油ランタンです。この形がまた可愛い。可愛い形が人気で、雑貨屋とかに行くとこの形のLEDライトが結構売られていますよね。そんなフュアーハンドランタンの魅力をお伝えしたいと思います。

可愛い、安い、お手軽

なんと言ってもレトロで可愛い形ですね。フュアーハンドランタンは1893年からずーっとこの形のようです。
古くからある分、作りもシンプルで取り扱いも非常に簡単です。燃料の灯油かパラフィンオイルを入れて、芯に火をつけるだけです。
そして、安い!本体価格も5,000円〜9,000円くらいで、燃料も灯油かパラフィンオイルなので安上がりですし。そのほかに必要なものは火を付ける芯くらいです。掃除もたまに拭くくらいで十分です。綺麗に使いたい場合は頻繁に掃除してあげた方が良いかもしれませんが、たまに拭くくらいで汚れてくるとまた味が出てくるのもこのランタンの魅力です。いろいろなカラーの商品が出ていますが、私はジンク(無塗装)なので、使えば使うほど味が出てきて気に入っています。

フュアーハンドランタンってどのくらいの明るさ?

先に言いますと、明るくないです。豆電球レベル。むしろ明るかったら味がなくなって私は嫌です。この薄暗い明かりが魅力的なんですよね。なので、LEDランタンやガソリンランタン、ガスランタンと比べたら恐ろしいほど暗いですよ。
ファミリーキャンプやグループキャンプのメインランタンとして使うのはキツいです。メインのランタンが他にあり、テーブルランプとして使ったり、夜にメインのランタンを消して、焚き火とフュアーハンドランタンだけにしてお酒を飲む。なんて使い方が最高です。あまり明るくする必要のないソロキャンプの場合はこれをメインランタンにしてしまって良いと思います。私の場合はまさにこの使い方で、ファミリーキャンプではテーブルランプとして、ソロキャンプはメインランタンとして使っています。

燃料は灯油とパラフィンオイルどっちが良いのか?

灯油の方が安いですが、煤が結構出ます。少し値段は高くなってしまいますが、パラフィンオイルは煤がほとんど出ないですし、虫除けのハーブ成分が入った商品などもありますので、個人的にはパラフィンオイルをおすすめします。パラフィンなら自宅でも使えますよ。

フュアーハンドランタン、3つの注意点

シンプルな作りでお手軽なランタンですが、注意点が3つかあります。
①当たり前といえばは当たり前なんですが、ランタンの上部やホヤ(ガラス)は、かなり熱くなります。
②オイル入れっぱなしでの持ち運びは不可です。構造上、芯を出す部分からオイルが漏れてしまいます。
③最低でも使う30分前には燃料を入れて芯に染み込ませる必要があります。これをやらなくても火はつきますが、芯が燃えているだけなので、芯が一瞬で燃え尽きていきます。必ず、事前に燃料を芯に染み込ませてから使用して下さい。

フュアーハンドランタンを自宅でも楽しむ

自宅で楽しむ場合は、周りに可燃性の物は絶対に置かないで下さい。普通に火事になります。また、寝る時は必ず消す!これを徹底すれば安全に自宅でもフュアーハンドランタンを楽しむことができます。この写真が私の自宅でのお楽しみ3点セットです。①FEUERHAND(フュアーハンドランタン)②WoodWick(ウッドウィック)③ウイスキー 自宅でキャンプ気分を味わえます。WoodWickはキャンドルの芯が自然木でできていて、燃やすとパチパチと焚き火のような音がします。家の電気を全て消して、フュアーハンドランタンの淡い光と、ウッドウィックの小さい焚き火感、そしてウイスキー。最高のおうち時間を楽しめます。ちなみに、私のおすすめウイスキーはシーバスリーガルミズナラ12年です。コスパがとても良く飲みやすいウイスキーです。

こんな感じで、フュアーハンドランタン とウィスキーだけの日もあります。これで映画を見たりしていますが、とてもいい時間が過ごせますよ。また、薄暗いので眠くなり、寝つきもよくなります(お酒飲み過ぎると眠りが浅くなるので注意)。
フュアーハンドランタンは本当に魅力いっぱいのランタンなので、気になっている方には是非試して欲しいです。

魅力たっぷり!FEUERHAND(フュアーハンドランタン)レビュー

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