キャンプでの焚き火に欠かせない焚き火台。様々なメーカーからいろいろな焚き火台が発売されていますが、その中でも人気のあるスノーピークの焚火台と、ピコグリル760をどちらもしばらく使ってみたので徹底比較してみたいと思います。

スノーピークの焚火台は超上質

スノーピークといえば永久保証。それだけ質に自信があるということだと思いますが、その期待を裏切らない質を誇っていると思います。

焚火台Lはスノーピークの焚火台の中ではもっとも大型なモデルで、めちゃくちゃ頑丈です。壊れることなんてあるんでしょうか?というレベルに頑丈です。ですが、その分めちゃくちゃ重いです。
これはスノーピークの焚き火台のレビューでよく見かけるメリットとデメリットですね。
ですが、私がスノーピークの焚火台を使っていて一番感動したのは、風の影響をいい意味でしか受けないところです。
どういうことかというと、焚き火で厄介なのが風です。風が強いとその影響で火が消えてしまいますし、逆に風をさえぎってしまっても消えてしまいます。その点スノーピークの焚火台は風をさえぎりつつ、薪の燃焼をしやすい良い風のみを取り込んでくれる構造になっているため、非常に綺麗に薪が燃焼してくれます。当然、火も起こしやすいです。



また、高すぎるとか言われているオプションパーツですが、これがまた素晴らしいです。中でも炭床Proとグリルブリッジと焼き網が素晴らしい!焚き火台としてだけではなく、BBQもしたいという人は買って損はしません。
焚き火台Lには炭床SとかMが良いという記事をよく見かけますが、それはグリルブリッジを使わずに純正品ではない焼き網を直接焚き火台に載せる時の話だと思います。
純正のグリルブリッジと焼き網を使う場合は絶対に焚き火台Lには炭床もLです。確かに値段は張りますが
、グリルブリッジを使えば高さを3段階で変えられるので温度調整もしやすいですし、焚き火台と焼き網の間にスペースが開くため、炭の追加や移動がしやすく便利です。
スノーピーク焚火台を焚き火台 兼 BBQグリルとして使いたいという方は、焚き火台Lにグリルブリッジと、焼き網、炭床ProLを買うと超捗ります。おすすめです。

メリットばかりをお伝えしてきましたが、デメリットももちろんあります。
よく言われていることですが、重い!重すぎる!あと、畳んでもデカイ!デメリットはこれだけです。あの重さが頑丈さを生んでいるんでしょうけど。
なので、重くても頑丈ならいいじゃん。とか、車でかいしデカくても気にならない。という人には超いい焚き火台です。

ピコグリル760は信じられない程軽量でコンパクト

ピコグリルといえば、そのコンパクトさがウリですね。みんな軽い!コンパクト!と言いますが、その通りです。とにかく軽いしコンパクト。初めて手にした時は畳んだ時のコンパクトさに本当にビックリしました。
ピコグリル760はソロキャンパーご用達のピコグリル398の倍の大きさですが、この大きさの薪が燃やせる焚き火台がここまでコンパクトになるのか。と感心してしまうレベルです。燃やせる薪の大きさはスノーピークの焚き火Lと変わらないと思います。
また、純正オプションの変形五徳とスピットも非常に便利で、鍋やケトルはもちろんですが、かなり重い鉄フライパンも問題なく安定します。網を別で購入すれば炭を置いてのBBQも余裕です。


デメリットは風の影響を受けてしまう事です。形状を見るとわかりますが、風邪をさえぎってくれるような構造ではないため、結構風の影響は受けます。
ですが、そんなデメリットが吹き飛ぶくらいコンパクトなので、荷物を少なくしたい、軽くしたい人は感動できると思います。

スノーピーク焚火台L VS ピコグリル760

焚き火台としての性能はスノーピーク焚火台Lが2歩リード。
BBQグリルとしての性能はスノーピーク焚火台Lが2歩リード。
頑丈さはスノーピーク焚火台Lが5歩リード
コンパクト差はピコグリル760が10歩リード。

甲乙付け難いですが、私は車が小さく、ファミリーキャンプだけでなくソロキャンプもするので、コンパクトなピコグリル760をメインで使っています。

ですが、ファミリーキャンプオンリーで車が大きければスノーピーク焚火台Lを選択すると思います。

現状はコンパクトな焚き火台でピコグリルを上回るものはなかなか無いように思いますし、焚き火台兼BBQグリルとしての性能はスノーピーク焚火台を上回る製品を見つけるのは難しいんじゃないでしょうか。

結論・・・コンパクトを求めるならピコグリル!性能を求めるならスノーピーク!

 

◆ちょっと補足
購入をする場合は価格に注意してください。
下にも購入リンクを貼ってありますが、焚火台もピコグリルも人気商品のため、品薄で定価より割高になっていることがあります。それぞれ購入前に定価を確認して損のないように注意してください。
また、ピコグリルはWANDERLUSTさんと、Pikari outdoor-shopさんが公式の取扱店なので、こちらで購入すれば価格、商品共に間違いないです。他でも定価で購入できるタイミングであれば損はないと思います。価格だけはチェックしたほうが良いと思います。

スノーピーク焚火台Lとピコグリル760を徹底比較

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